試合前レースの順番を待つ選手の足が震えていた。
ほんの数秒、数分の本番。その瞬間に掛けてきたもの。
それがわからない自分に応援する資格があるのかと思うことがよくある。
思うのだけど結局は一喜一憂している。
ただ控え室で震えるあの姿を忘れてはいけないと思った。